先日、テラスの片隅にある枯れかけたビオラの鉢植えになにやら動くものを発見。
ま、まさか!? と思い見てみると、やはりそれは僕がこの世で一番おぞましいと思う生物、イモムシ!
(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!
本当ならすぐさま目の前から消し去りたいところだったけど、
ふと「これってもしかして蝶?」と気になって死ぬ思いで(笑)イモムシの特徴を検索してみる。
するとどうやら「ツマグロヒョウモン」という、よく撮影する蝶の幼虫らしい。
我が家で蝶の幼虫が孵ってくれたんだと思うとなんとなく不思議な感情がわいてくる。
本当なら一目見るだけでも耐えられないイモムシに近づいて
「お、元気にもりもり葉っぱ食べてるな」なんてほんのちょっぴり愛おしく感じたりして(^_^;
翌日イモムシくんは、葉っぱの先っちょにぶらんとぶら下がっていた。
これってもしかするとサナギになる準備してるのかな?
と思った翌日、やはりサナギになっていた。
しかしあの黒くて長いイモムシくんが、たった一晩でこんな小さな形のサナギになるなんて不思議。
それからは水やりの時も水がかからないよう、横を通るときもぶつかって揺らさないよう、
気を遣って過ごす毎日。
そして今朝。
ふと見てみると、羽を閉じて葉っぱにつかまっている蝶を発見!
サナギが孵った!ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
孵化するところは見られなかったけど、無事に産まれてきてくれて嬉しい(*^-^*)
しばらくはまだ体が目覚めていないのか、じっと動かないままだったけど、
昼過ぎ、羽をぱたぱた羽ばたかせていたと思ったら、そのまま大空へ飛び立っていった。
あんな黒くてムニョムニョした生き物が
ほんの1週間ほどの間にこんな蝶に生まれ変わるって、自然の神秘だなぁ。
巣立って行ってしまったのはちょっと寂しい気もするけど、
我が家でいっぱい食べて育って、無事孵化して旅立ってくれたことが嬉しくて。
と、こんな年になって改めてちょっと感動したお話でした(笑)